ボランティア活動と進学・就職とか

ここ1年くらい、ボランティア活動証明書についての問い合わせがちょくちょくあります。

ボランティアをすることによって大学で単位が認定されたり、大学入試・就職等で加点などがあったりするのが一つの理由であると思いますが。

これについて、個人的には別にOKなのではないかと考えています。

ボランティア活動に継続的に取り組むきっかけとなりうる。

やっぱり多くの人は何かきっかけがあって、こういった活動に取り組むことになるのではないでしょうか。

そのきっかけは人それぞれです。単位認定である人もいるし、ニュースを見てかもしれないし、過去に自分がしてもらった経験からかもしれないし・・・

どの人も、このきっかけを否定することはできないと思います。

さらに、『もともと単位のために1年だけ。』と思っていた人の考えが、活動に参加する中で続けたいと変わってくれれば、こちら(受け入れ側)としては嬉しいですね。

 

何かしら考えて活動に取り組んでいる人が多い。

きっかけが違うと、その活動に対する熱量って違うように見えることが多いです。そのため、単位・進学のために活動をしている人のことをよく思っていない人も中にはいます。

けど、きっかけは何であれ、そのボランティア活動を選んだ理由があると思います。仮に、家から近いからといっても、本当にやりたくない活動には参加しないんじゃないでしょうか。

無意識のうちに「何か」を考えて参加していると思うので、逆にこちらとしてはその考えや思いをしっかり見ていかないといけないですね。

 

個人的にアドバイスをすると、進学・就職等に利用される場合は、単に活動をするだけでは意味がないと思います。

「自分が活動をしてどのように成長したか」、「こういう問題に対して、自分はどう考え、行動したか」、「このような活動がある背景には、どんな社会問題あると考えたか」などなど、それこそ考えるべきことは多いでしょうね。

おそらく面接を担当される方も、たくさん聞いていて飽きていると思うので、その人たちに対してどれだけ興味を持ってもらえるか話せたら良いかもですね。

 

僕自身としては、活動をとおして自分や対象となる人に対して良い影響を与えてもらいたいし、あと社会問題に対して目を向けるきっかけにもなってほしいなと思っています。